日ヶ丘鉄道では、朝ラッシュ時、日中、夕ラッシュ時では、1サイクル20分のパターンダイヤが用いられています。パーターンダイヤにすることで、行き先、所要時間、接続する駅などが統一され、利用客にとって覚えやすく使いやすいダイヤになります。また架空鉄道を作る側としては、パターンダイヤは1度作ってしまえば後はその繰り返しなので、楽でいいです。
毛の方駅では必ず蛸山行きと西界方面行きの列車が互いに接続するようにしてあるため、行き先関係なしに最初に来た優等列車に乗れば、都心部の目的の駅に先着します。また松理五丁目から快速は各駅停車を追い越さないので、種別、行き先関係なしに来た列車に乗れば都心部に先着します。
横戸・六町で増結、毛の方で切り離しも行います。増結や切り離しを行う時間があまり長くとられていないため迅速な作業が必要になっています。特に毛の方駅は1時間に36本の列車が発着する中で、6回の切り離しを行う忙しい駅です。
支線には本線直通の優等列車が運転されます。横戸線は10分間隔の運転で、1サイクルの20分間に1本が通勤急行、もう1本が各停として、どちらも本線に直通します。笠懸線は1サイクル20分間に3本の運転で、うち1本が急行として蛸山まで直通します。そのほか2本も五摘で蛸山行の優等列車に接続します。
〈特徴のある列車〉
○通勤急行(日ヶ丘・本堂→蛸山)
・使用車両は4000系(6両と4両で分けられる車両が4000系しかないため)
・六町と行日に止まらない代わりに五摘で笠懸線からの接続があるので急行との混雑の差はあまりない
・日ヶ丘を6両で出発→横戸で後ろに横戸線本堂からの4両を連結し10両になる→蛸山まで10両で運転
・通過駅は多いが、大の木から松理五丁目までは先行列車に邪魔されて、ノロノロ運転になってしまっている。
○急行(日ヶ丘→西界→朝沢)、快速(六町→西界→一洋恩田)
・直通対応車の運用。(日ヶ丘鉄道6000系、7000系、一洋急行電鉄1000系、1800系)
・六町~毛の方間だけ前に2両増結し10両で運転をする(増結車は6000系)
・毛の方では到着、切り離し、入庫、発車までを2分で行う
○急行(笠懸→蛸山)
・使用車両は4000系
・笠懸線内は4両で運転→五摘で後ろに4両空の車両を増結→蛸山まで8両で運転
○各停(松理五丁目→西界)
・下り送り込み回送が、1時間18本の列車が運転されている上り急行線上を通って緩行線に入る、タイトなダイヤ
・松理五丁目始発は深夜にも存在する
▼朝ラッシュ時の五摘駅発車時刻表
優等列車の速達性を重視して作りました。10分ヘットで運転される特急を主体にしたダイヤで、特急の間を縫って快速や各停が運転されています。昼間でもつまらないダイヤにならないように、アクセントにD快速を入れました。
毛の方では、本線の特急と西界・森戸線の各停、西界線からの快速と本線の各停が接続します。
日中の西界線には通過駅のあるD快速を作りました。D快速は六町で特急と接続し抜かれます。D快速は一急直通列車を日ヶ丘まで速達列車として運転させたかったため設定した列車です。
支線は4両編成の車両が10分間隔で運転されています。
夕ラッシュ時のダイヤでは、特急と急行が日ヶ丘・本堂まで運転され、その補助のような役割で快速が笠懸・六町まで運転されます。特急と急行は六町と横戸で必ず各駅停車に接続するようにしました。快速は毛の方から先五摘まで、一切各駅停車を抜かさないので、場合によっては快速を待つより各停に乗ったほうが早いときもあります。
蛸山駅では、優等列車の発車番線を種別ごとに分けることで、1つのホームが混雑しすぎないようにしています。またこの時間は、配線を有効活用して同時発着を多用しています。
一洋急行電鉄からの直通列車は、急行→各停森戸公園行、準急→急行日ヶ丘行き、のように互いの路線で優劣が逆になっています。
支線は約10分に1本運転されます。
上りは待避パターンが異なり、各停は六町、横戸で待避を行わず代わりに大の木で待避をします。快速は下りでは西界始発が六町行き、蛸山始発が笠懸行ですが、上りでは運用上の都合から六町始発が蛸山行、笠懸始発が西界行きとなっています。
〈特徴のある列車〉
○特急・急行
・運転区間:都心部→日ヶ丘
・六町まで後ろに2両増結(本堂行は4両増結)し10両で運転
・六町駅では切り離した車両が入庫するために待避線に入線(待避する各停は本線に入線)
・上りも同じ形態で運転される。