1200系

上:旧特急色

下:新特急色

  概要

製造年   :2000年

所属    :法施検車区、奥龍山検車区

使用線区  :一洋本線、境瀬おおはし鉄道、日ヶ丘鉄道(西界・森戸線)

軌間    :1435mm

編成    :4連、2連

車内設備  :ボックスシート・ロングシート

最高速度  :105km/h

起動加速度 :3.0km/h/s

全長    :19m

車体                :アルミニウム合金

台車    :SUミンデン式空気ばね台車

主電動機  :かご型三相誘導電動機

制御方式  :VVVFインバータ

制動装置  :電気指令式ブレーキ

保安装置  :共通ATS

  編成表

▼4連

   
+

1211(M'c)

1212(M) 1213(M’) 1214(Mc) +
  CP,MG VVVF MG VVVF  
121編成 1211 1212 1213 1214 法施  
122編成 1221 1222 1223 1224  法施  
123編成 1231 1232 1233 1234 法施  
124編成 1241 1242 1243 1244 法施  
125編成 1251 1252 1253 1254 法施  
126編成 1261 1262 1263 1264 法施  
127編成 1271 1272 1273 1274 法施  
128編成 1281 1282 1283 1284 法施  
129編成 1291 1292 1293 1294 法施  

▼2連

  ■>  
+ 1311(M’c) 1312(Mc) +
  CP,MG VVVF  
131編成 1311 1312 法施  
132編成 1321 1322 法施  
133編成 1331 1332 法施  
134編成 1341 1342 法施  
135編成 1351 1352 法施  
136編成 1361 1362 法施  
137編成 1371 1372 法施  
138編成 1381   1382  法施  
139編成  1391  1392  法施  
1316編成 1316  1317  奥龍山 旧特急色
1326編成  1326  1327  奥龍山 旧特急色

  車歴

 1200系電車は2000年から一洋本線の一般車特急を担当するために4連・2連が5編成づつ10編成登場し、これまで特急の主力だった2600系を置き換え喜崎線系統へ転属させました。当初は旧特急色で塗装されており、昼間時間帯は20分間隔で西界~国崎・千体山間を4+2の6両編成で運転していました。

 一急では2005年から境瀬大橋の開通に伴い境瀬おおはし鉄道への直通運転が開始されます。翌年から増収を狙い指定席車両の利用客を増やし且つ昼間の列車数を削減するために指定席車4両、一般席車6両混合の快速特急いちよう号の20分間隔運行が始まります。一般車側は1200系が使われるため4連は計9編成に、2連は11編成に増備されました。増備車は新特急色で製造されていますが、いちよう号の運行開始後も初期製造車は急特急色のまま運行されており、一時期は0系・1400系の新特急色と1200系の旧特急色が連結して走ることもありました。なお2009年には法施検車区所属の同形式はすべて新特急色に変更されました。現在も朝夕間は主に特急として運転され、昼間はいちよう号の一般席車として使われています。